「MISSING BOYS〜僕が僕であるために〜」
全編を尾崎豊の楽曲でつづるミュージカル作品。
ストリートバスケチーム、バンドMISSING BOYS、音楽プロデューサーなど、
様々な人たちが登場する青春群像劇。
不思議な舞台だった。
この間観た「スーザンを探して」や、最近映画化された「マンマ・ミーア!」のように、
あるアーティストの楽曲で構成されたミュージカルというものはあるので、
そういうものかと思って観に行った。
だが、どうも普通のミュージカルではなかった。
軸のストーリーはあるけれど、あまりそこに重きは置いておらず、
とても断片的で感覚的な印象だった。
ラップ、ダンス、歌、芝居、どれもスゴイと思わせるのだがつかみ所がない。
不思議な空間だった。
一番印象的だったのは、タップダンスだ。
圧倒された。
タップって、こんなことができるのか。
タップって、こんなに表現力のあるものだったのかと驚いた。
静謐な空間を作り出したり、小刻みな音で緊張感を出したり、ダイナミックに打ち鳴らしたり、
タップだけで変幻自在に空間を操っていた。
私は本格的なタップなんて知らず、
タップと言えば陽気で軽快なものしか見たことがなかったので、これは驚きだった。
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